10月16日から20日に、中国の北京に行ってきました。
我が師、浅野周と私を含め4人の弟子での旅でした。弟子と言っても、私を含め皆んなそれぞれ鍼灸院を開業しています

個人的に中国に行くのは初めてだったので、楽しみでもありましたが不安もありました。

師、浅野周は中国でも北京中医大学を卒業し、数々の文献の翻訳もしているので、中国語は堪能です。なので、心強かったです。

旅の主な目的は、、

北京堂で使用する鍼の購入です。患部の深いところまで届くよう、北京堂では中国製の長く、少し太い鍼が必要です。

我が師、浅野周が長年行きつけの中国鍼のお店が北京にあるので、そこに行ってきました。
色々な種類の鍼が所狭しと並んでいます。

師・浅野周はお得意さんなので、全ての鍼が40%引きになります。スーツケースが満杯になるくらい買い占めてきました。

中国でしか手に入らない鍼も多々あり、大収穫でした。
これからの治療に使うことを考えると、ワクワクします。

来年もここに来ます。

 

旅の醍醐味の一つは、、

食事ですよね!
先ずびっくりするのは、レストランの外観です。派手というか、なんというか。。。

私たち一行は、観光客が行くようなレストランには行かず、地元の人が行くようなお店に行っていました。

そうは言っても、やはりちょっといいものを食べたくて、我々弟子は「北京ダックが食べたい」って言ったのですが、師・浅野周の「北京ダックは嫌いです」の一言で却下されました。

色々なお店に行きましたが、基本、安いです。ラーメン一杯で15元ほど。日本円で270円くらい。どこでも、そこそこうまい!

やはり、中華は日本人の舌に合うと思いました。でも、中国語が分からないので、もし一人で行くのは気が引けてしまうでしょうね。。

師匠に中国の文献の翻訳をするように言われているし。。やはり中国語を勉強した方がいいのかな、と思う今日この頃です。

 

北京の町並みは、、

大都市というイメージです。けっこうきれいです。正直、もっと汚いと思っていました。しかし、確かに空気は汚かったです。

黄砂がたまに日本にも飛来しますが、北京は常に黄砂が降り注いでいます。止まっている車は砂だらけです。写真は撮っていませんが、24時間道路に水を撒いている専用車もあります。

そうでないと、砂埃がひどいのでしょう。。

やぱり、北京ではマスクは必要でした。

 

中国ならでは(?)のビックリすることも、、

いくつかあったので、紹介します。

まずはこれ。

お分かりでしょうか?
そうですトイレです!

さすがに、ホテルや高級モールではこういうのは無いですが、日本なら公園のトイレでも見かけることは決しないですよね。ここではできないな、と思いました。

北京の屋台でも衝撃のものに出くわしました。
一見美味しそうですが、全部ムシ系です。

これなんかサソリですが、この調理前が衝撃でした。ちょっとグロ系なので、そういうのが嫌いな方は見ない方がいいかもしれません。

 

ホテルは、まあ普通でした。もっと何かあるかと思ったのですが。。
文句を言うと、シャワーの出が悪かったです。

あと、聞いていましたが、トイレに紙を流すことができません。水量が足りないのか、紙の質が悪いのかはわかりませんが、流すと詰まってしまいます。

師・浅野周がチェックアウト前についうっかり紙を流してしまったら、見事に詰まってしまいました。

 

中国共産党第十九回全国代表大会が、、

ちょうど我々一行が北京を訪れている時にありました。いたるところに大勢の警察官がいました。

聞くところによると、この期間は北京市内で包丁など

の刃物の販売が禁止されるそうです。その売った刃物で、政府の高官が殺害されたら店主はどう責任を取るんだ?という意図からだそうです。

なので不便でしたが、いつもよりも安全だったのかもしれません。

 

まとめ

中国旅行記、いかがでしたでしょうか?
色々ありましたが、今回の旅の一番の目標の鍼の仕入れを無事にすることが出来ました。

これらの鍼を使い、ますます北京堂の特徴である “痛いところに直接届く深い鍼” の治療をしていく所存です!